英会話の中で、自然にフレーズを使いこなすことができると、自信を持ってコミュニケーションができるようになります。今回は、特に使い勝手の良いフレーズ「bring up」に焦点を当てて、その意味や活用方法を解説します。
このフレーズをマスターすれば、日常会話やビジネスシーンでもスムーズに英語を使いこなせるようになりますよ。
‘Bring up’ とは？その基本的な意味と使い方
‘Bring up’ の基本的な意味
「bring up」は英会話で非常に頻繁に使われるフレーズです。基本的な意味としては「（話題を）持ち出す」、「育てる」の2つが挙げられます。たとえば、会話の中で新しい話題を「持ち出す」際や、子どもやペットを「育てる」といった場面で使われます。
例：「She brought up an interesting topic at dinner.」（彼女は夕食時に面白い話題を持ち出した。）
例：「They brought up their children in the countryside.」（彼らは田舎で子どもを育てた。）
‘Bring up’ の使い方
‘Bring up’ は、文章の中で使う際に、目的語（話題や子どもなど）が後に続く形で使われます。例えば「She brought up the issue」（彼女はその問題を持ち出した）というように、動作の対象となるものが続きます。英会話では、このフレーズを使うことで、相手に対して何かを提案したり、話題を切り出したりする際に役立ちます。
日常会話で使える ‘bring up’ の英会話フレーズ
使い勝手の良い日常英会話フレーズ
日常会話の中で「bring up」を効果的に使えると、自然なコミュニケーションができます。例えば、過去の出来事や議論したいテーマを持ち出すときに便利です。以下に、日常でよく使われるフレーズをいくつかご紹介します。
- 「I don’t want to bring up the past, but…」
（過去のことを持ち出したくはないけれど…）- これは、何かしら過去の出来事について話したいときに使えるフレーズです。デリケートな話題を切り出す際に、相手に配慮しつつ持ち出すことができます。
- 「Can we bring up this issue later?」
（この問題について後で話し合えますか？）- 重要な問題や話題を後で持ち出したいときに使うフレーズです。タイミングを選びたい時に便利です。
日常の場面での使用例
日常生活の様々なシーンで「bring up」を使うことができます。例えば、友達との会話や家族との話し合いで、新しい話題を切り出す際に自然に使えます。以下の例文は、家庭や友人とのカジュアルな会話で使える「bring up」のフレーズです。
- 「I wanted to bring up the idea of going on a trip this weekend.」
（今週末に旅行に行くというアイデアを提案したかったんだ。） - 「He always brings up the same old stories.」
（彼はいつも同じ昔の話を持ち出すんだ。）
ビジネスシーンで役立つ ‘bring up’ のフレーズ
ビジネスでの ‘bring up’ の重要性
ビジネスシーンでは、効果的に「bring up」を使うことで、会議やプレゼンテーションで自分の意見を明確に伝えることができます。このフレーズを使うことで、議題を提案したり、問題点を指摘したりする場面で非常に役立ちます。
ビジネス英会話での具体的なフレーズ
- 「I’d like to bring up a point about the budget.」
（予算について一つ指摘したいことがあります。）- 会議や打ち合わせで、特定の問題について言及したいときに使えるフレーズです。
- 「We need to bring up this issue in the next meeting.」
（次の会議でこの問題を取り上げる必要があります。）- 今後の議題として、重要なトピックを持ち出すときに使えます。
- 「Could you bring this up with the team?」
（この件をチームに話してもらえますか？）- 上司や同僚に、特定の問題をチームで共有するよう依頼する際に使います。
ビジネスシーンでの使用例
ビジネスの場では、「bring up」を使って、自分の意見や提案をスムーズに進めることが求められます。たとえば、プロジェクト会議で新しいアイデアを提案する際や、クライアントとの会話で重要な話題を持ち出すときに使います。
- 「During the meeting, I brought up the need for a new marketing strategy.」
（会議中に、新しいマーケティング戦略の必要性を提起しました。） - 「She brought up the issue of employee satisfaction at the quarterly review.」
（四半期レビューで彼女は従業員満足度の問題を持ち出しました。）
‘Bring up’ を使った英会話例文集
日常会話での例文
実際の会話で「bring up」を使うと、どんな風に響くのかをイメージしてみましょう。以下は、日常の様々な場面で使える例文です。
- 「I didn’t want to bring it up, but I think we should discuss your performance.」
（言い出したくなかったんだけど、君のパフォーマンスについて話し合うべきだと思う。） - 「Whenever we talk, he brings up his favorite TV show.」
（彼と話すと、いつも彼の好きなテレビ番組の話を持ち出すんだ。）
ビジネスシーンでの例文
ビジネスの場では、少しフォーマルな文脈で「bring up」を使うことが多いです。以下の例文は、ビジネスで使える「bring up」のフレーズです。
- 「Let’s bring up the proposal in the next strategy meeting.」
（次の戦略会議でその提案を取り上げましょう。） - 「He brought up the possibility of expanding the project.」
（彼はプロジェクトの拡大の可能性について話を持ち出しました。）
英会話における応用練習
これらの例文をもとに、自分自身のシチュエーションに置き換えて練習してみてください。英会話では、実際に使うことが大切ですので、友人や同僚との会話で積極的に「bring up」を使ってみましょう！
