英語を話せるようになるのにひたすら会話練習を行えばいいのか?・・・
答えがもちろんNoです。
もちろん会話の練習は必須です。
でも、それだけやっていても英語表現力を高めることはできません!
語学学習で最も大切なインプット学習について説明します。
語学学習にはインプットとアウトプットの2つがある
インプットというのは英語に触れていくことで、表現などの知識を頭に入れることです。
単純にいうと、リーディング、リスニング、ボキャブラリー学習のことです。
アウトプットは覚えた知識を実際に使ってみることです。
つまり、会話とライティングになります。
このインプットとアウトプット両方は欠かすことができません。
英語を話そうと思ったらとにかく会話の練習と思っている人が多いんじゃない?
インプットをしないままアウトプットの練習ばかりやっていても頭の中の英語ストックが増えていかないので、表現力はあまり伸びていきません。
もしあなたが英語の表現力を一度も見たこと、聞いたことがなければ自分で使うことはできません。
つまり、自分がどこかで見たり聞いたりした表現しか使えないのです。
たくさんの英語に触れてストックをどんどん増やしていかないと英語の表現力というのは高めることができないです。
英語をインプットをするというはそれぐらい大事なことなのです。
英語を使って会話することをガソリン車を運転する例にしてみましょう。
インプットはガソリンです。
車はガソリンを入れないと走らないので、同じように英語も表現やボキャブラリーを頭に入れていかないと自分で思ったように使えることはできません。
言いたいことを英語に表現できないと感じていませんか?
言いたいことを英語に表現できないという悩みを抱えている英語学習者は多いと思います。
これは、ズバリ!
会話の練習量が不足しているわけではなく、英語に触れる量と時間が少ない、つまりインプットが不足していることがほとんどです。
英語の表現力が高い人は間違いなく、しっかりと英語に触れてインプットをしています!
英語は触れれば触れるほど、英語で表現できることがどんどん増えていきます。
インプットとアウトプットの2つが揃って、英語の表現力が高まっていくということをしっかり覚えておくことが英語学習で差を生みます!
英語を話せるようになりたい人はまず何をするべきか?
今この記事を読んでいる方はおそらく、英語を話せるようになりたい!という目標をお持ちかと思います。
では、会話力を伸ばすのには、まず何をすべきか?
それは、とにかく英語の会話例にたくさん触れることです。
ネイティブスピーカー同士が喋っているさまざまな場面での会話をサンプルとしていけば、いろいろな英語の言い回しが身についていきます。
しかし、残念なことに、英語を話せるようになりたい!なんて言っておきながら、英会話のサンプルにほとんど触れていないという人も多いようです。
前にもお話ししましたように、英会話に触れていないことは自分で使える表現は身につけられません。
どうすれば英会話のサンプルに触れることができるのか?
どうすれば英会話のサンプルに触れて学ぶことができるのか?ですが、日本にいてもダイアローグ形式の教材を活用すれば、さまざまな英会話パターンに触れることができますよ。
ダイアローグというのは、つまり対話のことです。
AさんとBさん、Cさんのように対話形式の英文が載っている(そしてそれぞれの人の読み上げ音声がついている)のがダイアローグ教材です。
ダイアローグの教材は本屋さんにいくと沢山ありますので、これら片っ端からどんどん活用していきましょう!
このダイアローグ教材を選ぶときに、そこに載っている会話が理解できるかどうかではなく、自分でも実際に使えるかどうかを基準にして選んでみてください。
海外のドラマも英会話サンプルの宝庫
日常とかけ離れた特殊な状況や舞台にしているようなドラマ以外だったら、自分が興味を持っているので探してみても良いかもしれません。
自分の好みと英語レベルを考慮して選ぶと良いと思います。
ポイントは字幕なしでおおよそ半分くらいの内容が理解できるかどうか?
これを下回ってしまうと難しすぎているので、より理解しやすいドラマを選ぶか、英語字幕を表示した上で試聴したりしましょう。
ドラマのレベルが難しいと感じる方は、子供向けのアニメでも良い教材になります。
ドラマやアニメはDVD/Blue-ray、CS/BS放送、動画配信サービスなどさまざまなメディアで視聴が可能ですので、ぜひお気に入りの作品を探してみてください。
さて、お気に入りのシーンが出てきて、この会話がいい!とか、この会話を使ってみたいと思ったら、ぜひスマホの録音アプリを使って録音しておきましょう。
このように、ダイアローグ教材や海外ドラマで積極的に英会話のサンプルに触れてインプットをしていきましょう!
効果的なインプットのやり方について
インプットには良いやり方と悪いやり方があります!
なぜ、英語表現をインプットするのか?
この答えはもちろん、自分で使えるようにするためです。
この目的から、アウトプットしやすい形で表現を頭の中に蓄積していってそれを定着させる
というのが理想的なインプットです。
ではこれを実現するために何を意識してかなければならないのか?
インプットはアクティブな姿勢で取り組むという意識が大切
ただ単に英語に触れているだけというのはパッシブな姿勢です。
もしもその表現を使える自信がなければメモをしてください。
インプットの目的はいつかアウトプットで使うためです。
自分が英語を使うときにというアウトプットをするときの状況を常に頭に置いた上で、インプットを行うと効率よく英語表現を吸収して身につけることができますよ。
英語に触れるときにはただ単にぼーとして触れるのではなく、
・何か学べることはないか?
・スピーキングやライティングで使えそうな表現がないか?
という意識を持つようにしましょう。
そうすることにより、英語に触れるたびにいつも新しい英語表現の発見を見つけることができます。
効率よく英語表現力を向上させていくには自分が言えない英語表現に気づいて、それを必要なときに言えるようにしておくというのがとても重要です。
単語をインプットするときに大切なこと
単語を覚えただけであまり英語の表現力が上がらない気がするという人は、
単語をインプットするときには単語単体ではなく、その単語が何と結びついて使われているのか?と
単語と単語の結びつきに注意をする必要があります。
大事なのは、アウトプットしやすい形で単語を覚えることです。
この意識を持つだけで、英語表現ができる自分の範囲がどんどん広がっていきます。
インプットに際に基本単語の大切さを意識する
基本的な語句の使い方に精通していた方がより効率よく英語表現力と理解力を高めることができます。
ネイティブスピーカーは、会話の中で、have、take、get、make、のような基本単語をとてもよく使います。
しかし、こうした基本単語を理解しているかどうかというと、微妙な人も多いです。
英語に大量に触れるときに、知っている単語で知らない使い方が出てきたら注意しましょう。
そして積極的にインプットをしましょう!
そうすることによって、基本単語を使える能力が高まっていきますよ!
インプットしたことを忘れないようにする方法とは?
インプットしたことを忘れないようにする。
これが最も重要なことかもしれません。
せっかく英語表現をインプットしても忘れてしまっては意味がありません。
しかし、覚えたこともすぐに忘れてしまいます。
そこで大事なのがいかに頭に定着をさせることができるか?ということです。
定着を目指さないとインプットは完了しないんです。
おすすめするのは、次の内容です。
・英語に触れる教材は音声付きのものにする。
・音声をスマホや携帯プレイヤーに入れておく
・いつでも空いている時間にひたすら英語音声を聞く
定着させるためには繰り返しが大事です。
一つの文章を100回読むことは難しいですが、100回聞くのなら可能です。
聞くリスニング学習では繰り返しと相性が良いです。
教材の英文の中には大切なフレーズや単語同士のコネクトといったのが沢山詰まっています。
一回読んだだけではこれらの情報は頭に残りませんが、繰り返し聞くことにより定着させることができます!
さらにこの学習方法では、英語表現や知識の定着のほかに、リスニング力が高まります。
このリスニング力は英語の語順に慣れることで英語を英語のまま理解できる能力を養うことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
効率的な英語学習にはインプットは欠かすことができません。
このことを意識しながら英語学習を行うと吸収効率がとても上がります。
ぜひ自分の英語レベルでできるところから始めてみてください。